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本店限定2024年3月サンクス・ケーキ「春うらら」

毎月10日はラ・テール洋菓子店のサンクス・ケーキの日

ラ・テール洋菓子店の開店記念日は1998年5月。その初心を忘れないために、毎月10日をお客様感謝の日(サンクス・デー)として、その日にしか出ない「サンクス・ケーキ」を毎月一品開発し、ご予約のお客さまにだけにお渡ししています。この日だけのケーキですが、素材の産地を厳選し、通常のお菓子と同じように開発、準備をしてでき上がったものをご用意。数量も限定させていただいています。 サンクス・ケーキには毎年、年間を通じてのテーマがあります。たとえば、「ロールケーキ」の年もありましたし、「チョコレート」「シュー生地」がテーマの年もありました。

2024年のサンクス・ケーキのテーマは、2023年から引き続き「あるがまま」。ケーキを組み立てる中で必要なソースやジャムなど、月毎の主役となる素材を使うことで、素材が持つ「あるがまま」のおいしさをお楽しみいただけるサンクス・ケーキをおつくりします。


3月サンクス・ケーキ Vol.303

春うらら


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並木さんの苺「べにほっぺ」
ラ・テールの特別なケーキに欠かせない並木さんの苺。品種はとちおとめを送っていただくことが多いのですが、今回はケーキに合せて「べにほっぺ」をメインに使わせていただくことにしました。
べにほっぺは、果肉がしっかりしていて、甘みと酸味のバランスが良い苺です。
並木さんの農園では、樹上で真っ赤に完熟した苺をひと粒ずつ丁寧に収穫して、直送してくださいます。
苺は無農薬栽培が難しい果物。並木さんの農園では、子供たちが安心して食べられる苺をつくりたいとの想いから、花をつけてからは農薬を使わずに栽培することで、極力農薬を抑えた苺づくりをされています。


フランス菓子「パリ・ブレスト」
1891年にフランスで始まった自転車レース「パリ・ブレスト・パリ」。フランス・パリからブルターニュ地方のブレストまでを往復する1200kmのレースで、現在も続いている世界最古の自転車レースです。
その創始者で著名なスポーツジャーナリストであるピエール・ジファール氏が、パティシエであるルイ・デュラン氏に、この自転車レースの象徴となるようなお菓子をつくってほしいと頼みました。デュランはシュー生地で自転車の車輪の形のお菓子をつくることを思いつきました。シュー生地で車輪のリング型をつくり横半分に切り、その中身はプラリネクリームを絞り、表面にはスライスしたアーモンドをちりばめたケーキをつくったと言われています。


春におすすめのパリ・ブレスト
パリ・ブレストの味の決め手となるのは、クリームのおいしさ。今回のサンクス・ケーキでは、苺と相性の良いカスタードクリームを合せることにしました。
アーモンドを合せたクッキー生地を重ねてザクザクとした食感と風味豊かな味わいに焼き上げたシュー生地を焼き上げました。中には食感のアクセントとなるキャラメリゼしたアーモンドを散りばめて、濃厚なカスタードを絞りました。フレッシュな苺「べにほっぺ」を重ねますが、苺の濃厚な味わいをプラスしたく、並木さんの苺(とちおとめなど)で自家製苺ジャムを炊き上げて忍ばせました。苺ジャムは、ほんのりオレンジが香るため、さわやかな後味に。さらに重ねるカスタードクリームは、生クリームを多く合せて軽くやさしい甘さに仕立てました。
苺の香りと甘さがふわっと広がり、春を感じるパリ・ブレストをお楽しみください。
(開発担当:松田 光弘)

本店限定2024年3月サンクス・ケーキ「春うらら」
商品名
本店限定2024年3月サンクス・ケーキ「春うらら」
価格
本体価格2,000(税込2,160円)
販売店
店頭またはマルシェ(オンラインストア)
にて販売中

苺の果汁と甘い香りが広がる春らしいパリ・ブレスト。

アレルゲン

特定原材料:小麦、卵、乳